スパージョニー
就労ビザの取得が厳しくなっているようだ。いわゆるランク付けの合格ラインから外れてしまうと取得が厳しいようで、昨年までは取れていたけれど、今年は無理だったとかの声も聞く。継続であってもだ。
特に無錫は厳しい。
例えばビザ申請は1ヶ月以上前から行なわないといけない。無錫では数日遅れただけで受け付けてくれないが、蘇州では受け付けてくれている。
出資者であり、法廷代表人である70歳を超えている人も無錫では取れなかったが、上海では取れている。もちろん一概に比較はできない。おそらく納税額が左右しているものと思われる。
就労ビザ取得の重要なファクターは、納税額と学歴、年齢と言われているが、近頃は納税額が最重要視されてきているようだ。
現地の平均所得の6倍以上であれば学歴も年齢も問われずA類(ハイレベル人材)に申請できる市が出て来ており、また4倍以上だと学歴は問われずB類(専門人材)に申請できる市が出て来ている。ちなみに無錫市の平均所得は5,320元(高考升学网より)。
ただしB類であっても65歳以上の継続更新は厳しくなっているので注意が必要だ。対策としては、新規の場合は事前にBランク以上であるかどうかのチェック、継続の場合は所得を増やしておくしか今のところなさそうだが、来年の中国の景気は如何に?
日中関係は大丈夫か?に左右されるかもしれない。
では皆様、良いお年を!