2003年に中国に来ました。長いこと日本を離れていたせいか、周りから中国化が進んだと言われることがあります。せっかくなので、その視点から見た、仕事や生活、その他雑多な事を発信していくつもりでいます。

プロフィール

HAP JOBの佐藤です。2003年から中国におります。最初は電子部品メーカーの駐在員として、その後自動機メーカーの上海オフィスの立ち上げ要員、知人が立上げたメッキ会社の総経理を経て、現在は無錫市の地元人力資源会社で働いております。無錫は2016年1月からになり、主に日系製造業様を中心に作業者の派遣や製造請負などをさせて頂いております。実は工場の外で仕事をするのは無錫に来てからが初めてで、以前は長いこと納期と品質トラブルに追われ工場内を走り回る毎日を過ごしておりました(^ ^ ; 

HAPJOBは、無錫人の蒋丹が10年前に創業した人力資源会社です。地元の人力会社としては3本の指にはいります。昨年は”开心工作”という仕事紹介のスマートフォン用APPを配信し始めました。既に数万件がダウンロードされています。老板の蒋丹は急を求めず地道に仕事を進めていく方。社内の人間関係もよく、日本人は私一人ですが職場環境は非常に良いです。

WeChat:改行できるようなりました!

WeChatを使っていると、時折思うのが『改行できたらなぁ…。』

 

パソコン版のWeChatは、以前から出来ました。

 

環境設定のショートカット設定から、「メッセージの」送信を「Command+Retun」にする。あとは、メッセージ入力中にReturnを押せば「改行」。*Mac版はCommand+ですが、Windows版は別のキーになるかと思います。

 

改行が出来ると、長い文章を書くときや、箇条書きにしたいときに便利ですよね。

iPhoneでは出来なかった…。

 

それが…いつのまにか…出来るようになっていました。

やりかたは…、空白を長押しするだけ。「改行」のコマンドが出てきて、選択すると改行できます^^ //

*日本語版でも出来ます^^

以上!

佐藤

中国語版WeChatは便利!!!

WeChat(微信)アプリは、何語で使っていますか?日本語でしょうか?それとも中国語…?

せっかく日本語にも対応しているWeChat、日本語版を使いたいのは重々承知。でも、あえて中国語版を使って欲しい。それは、実は中国語版のWeChatにはちょっと便利な機能があるんです。私はその機能が使いたいがために、中国語版を使っています。

それが音声メッセージを文章化してくれるという機能。

こちらが、ちょっと中国語が出来ると分かると、音声メッセージが送られて来るようになりませんか?こちらの方は、頻繁に音声でのやりとりをおこないます。歩いている時、運転中、メッセージが長くなる時。

ただ私、音声送られても聞き取れないんですよね…。

そこで、音声メッセージを長押しすると、文字化する選択肢が出てくるんですよ。たまに正確でない時もありますが、大抵は大丈夫。文章になれば、何となくでも意味はわかるので、やりとりが出来るようになります。中国語の勉強にもなりますよね

 

 

音声メッセージを長押しすると、

「转文字」が現れます。

 

 

 

 

 

 

「转文字」を押すと、

音声メッセージが文字化されます。

 

 

 

 

 

 

 

あと、もう一つ。
顔文字を長押しすると、写真のように意味も出て来ますよ。日本語版だと、「 :) 」の様な記号になります。

ビーッとレーザー!…自動機として

無錫で色々なメーカー様を訪問しています。日系はもちろん、中国系も。欧米系や韓国系は、切り口がわからないのでゼロ。
訪問させて頂いた企業様にヒントを貰いながら、色々紹介していこうかなと考えています。今回は「レーザー」
レーザーと言うと「SF」。アイテムなら、レーザービーム、ビームサーベルとか、ライトサーバー。実際のところ分からないところが多いので調べてみました。
”レーザー(Laser)とは、光を増幅して放射するレーザー装置を指す。レーザーの名は、Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation(輻射の誘導放出による光増幅)の頭字語から名付けられた。(Wikipedia)
増幅装置というと光のスピーカーみたいなものですかね…。私は「レーザー」が、SF映画などで”ビーッと光っているもの、そのもの”だと思っていたのですが、どうもその”光”を生み出す装置のことを指すみたいですね。
ちなみに「ビーム」は光の束。ライトサーバーは、光でなくて「プラズマ」。最近の映画?ネタだと「フォトンソード」なんてものがあって、これは「光の剣」とのこと。
さて、、、
この「レーザー」という装置、武器以外にも?色々な用途がございます。
身近なところでは、情報読み取り(DVDやバーコードリーダーなど)、手術(レーザーメス)、ポインター、などでしょうか?そして、製造業でも使うところでは、「位置決め」「切断」「溶接」「切削」「刻印」「穿孔」などなど。
レーザーが生み出す「力」にも色々と幅がありまして、目に入っても大丈夫なクラス1から、「散乱された光を見ても危険。皮膚に当たると火傷を生じたり、物に当たると火災を生じたりする恐れがある」クラス4まで、7段階あります。語弊は至極あると思いますが、焦点の合ってない虫眼鏡と焦点の合った虫眼鏡。
以前、板金屋さんと仕事をしていたのですが、2〜3センチの鉄材を切断できてしまうとか聞いたことがあります。出力の調整でなんでも出来てしまいます。飛んでる飛行機すらも撃ち落とせます。
そして、この怖いレーザー装置ですが、多種加工用としてはご個人でも購入できます。AmazonでもDIY用に売られています。金属用プラ用色々あります。お値段も色々です。
学生の頃、プラモデルの作成にバキュームプレスを自作したり、、、なんてことがプラモ好きの同年代では話題になるのですが、 – -;)3Dプリンターといい、最近はなんでも買えちゃいますね。
知り合いの自動機屋さんにレーザーの良いところを3つ聞いてみました、1)精度が高い、2)环保!ゴミが出ない、3)コストが低い。
精度が高いというのはなんとなく想像がつきますね。強いていうと、他の物理的手段(例えばノコギリやドリル)と比べてバリなどが非常に出にくいという副産物もあります。これが2番目のゴミが出ないでもあり、「切断」でいえば刃を使わないこと、「刻印」であれば印刷等の副資材が不要なことで、結果的に3番のコストが安いに繋がります。そして、レーザーは自動機に組み込まれるので人件費削減に貢献するわけですね。なるほど…人力の商売上あがったりですね。
ただコストに関しては、少し気をつけたほうが良いようです。
自動機の製造会社にはえて不得手があります。
「レーザーを専門に扱っていない会社に頼まないこと!」
もし頼んだ外注委託していた場合、20%〜30%ぐらいのコストアップになるようです。ただ実績を見破るのは難しいです。
ポイントが3つ
1. テスト機があり、発注前に様々な実証試験ができる。
2. 使用するレーザー仕様についてアドバイスを貰えること。
3. 技術者の経験年数5年以上
10年ほど前。中国の自動機会社というと、まだまだ任せることが出来ない。例えば、加工精度が荒い、調整が甘い、など色々あり、中々頼れるとろがなかったのも事実。が、知らないうちに、日本米国などのOEMを請け負うようにまでなっているようです。
いまやモノづくりというと中国なのかな…。

过年じゃない春節休暇

2019年に入り、ひと月が過ぎましたね。

 

そして今日は旧暦の大晦日になります。

長年中国にいますが、元旦から除夕の間の約1ヶ月間、ずっと節目の期間が続きます。12月31日23時59分59秒から1月1日0時0分0秒の1秒がひと月続く感じでしょうか。

 

1月1日に新しい年を迎えて気持ちとしては一新、しかし周囲は年末気分。

中国の年越し元旦は休みが少ないので、大掃除、仕事の整理、などに時間を避けません。ですから、年を越してもやりのこしが沢山あります。

 

特に仕事面では、春節前と後ろの準備でけっこうな忙しさになります。よって、終われるようにして過ごす日々になるのですが、春節が来るまでもやもや感が続くため、新年の気分一新とは程遠いのです。

 

その上、周りからは人が減っていき否応のない春節感が押し寄せて来ます。
春節休みに入り数日すると少しずつ整理をしようかなんて気持ちにもなり…なんとも、やるせない気持ちを抱え除夕を迎えるわけです。
そして今日が春節の大晦日にあたる除夕。年末という気分になれない自分は、昨日から始めた大掃除も途中にスターバックスに来て、これを書いているというまったり感だけは抜群にありあまる1日を過ごしています。
04年に春節の洗礼を受けた身としては、なんとも穏やかな、嬉しくも物足りない気分に浸っています。
長々と書き連ね何が言いたいのかというと「花火」と「爆竹」がないということなのです。

 

ちらほらと遠手に聞こえる音。しかしそれでは足りない!

鼓膜が破れるような連続した破裂音、窓ガラスにあたる破片達、車と电瓶车の警報音は今年もなりを潜めてしまうのでしょうか。
…つまらない。

 
長い休みの中の1日ぐらい眠れなくてもいいじゃないですか?

テレビの音が聞こえなくても、話ができなくてもいいじゃないですか?
窓の外で炸裂する特大の打ち上げ花火を間近に感じ、それが終わるころには、なんとなく気持ちが新しい年に向かっていく。夜の乾いた空気に響く「除夜の鐘」に変わるもの。

その潔い激しさだけで気分を一新してくれるあれ!
夜を待てず、昼間から花火に火をつけてしまうお父さん!
小区の中でだれが次に鳴らすのかの駆け引きを始めるお父さんたち!
最後の一発を、だいぶな夜更けにならす誰か…。

 

 

古き良き中国の記憶になってしまったのでしょうかね。
残念!

新年快乐^ ^!!!

糖尿病と私と運動不足

2018年も最後が近づてまいりました。今年は無錫で年越しをする予定です。

中国での年越しは短く、一瞬で過ぎてしまします。たまには日本で御節でも食べながら過ごしたいものですね。

ただ、そうなると気になるのが食べ過ぎと運動不足。
ハイ…
ヾ(_ _*)ハンセイ・・・

先日、日本に一時帰国、血糖値を秤にお医者へ行ってまいりました。
HbA1C=7.2。グラフの示すように上がってしまいました。それも0.6も。

分かってはいたんです。

夏のビール大量摂取、秋の食欲増加、そして運動不足です。
夏はビールが美味しいですね^ ^;
本当に美味しい!止められない!
暑いんですもの…。

秋はお腹が減りますね。
食欲の秋とは言ったものです。
おかずが一つ多い、食後に肉まんを食べてしまう。

冬に備えて脂肪を蓄えないといけないんです。
進化過程の性です。
逆らえない(涙。

せめて、運動をしっかりしておけば…
昨年の12月中旬からの運動量をグラフにまとめてみました。下に週ごとの平均運動カロリーをグラフ化してあります。ご確認ください。


*Apple Watchで計測されたアクティブカロリーの値です。

昨年12月はあまり運動をしていませんでした。2月に大きく下がっているのは、春節の1週間ですね。自宅にまんじりと、ほぼ動くことのない一週間を過ごしました。そこから一念発起、5月に向け運動を量を増やしていきました。6月〜9月中旬までは運動量を維持、そして10月に入り緩やかに下がっていきます。(6月と9月に下がっているのは、一時帰国で運動が滞った週です。)

こうしてみると、たしかに運動量は減っていますが、血糖値(HbA1C)とどの様に関係するのかがちょっと分かりにくいです。

そこでHbA1Cのと運動量を3ヶ月平均で、このグラフの上に載せてみます。

HbA1C: オレンジ線
カロリー平均: 紺色点線

 

これでHbA1Cと運動量の相関が丸わかりですね。
9月〜の運動量平均がそんなに減ってないにも関わらず、HbA1Cが大きく増えたのは、夏のビールと秋の食欲です。

このグラフを作ってみてよかっとです。運動量が大幅に少なかった昨年12月〜3月のHbA1Cが非常に高く、反対に運動を習慣的におこなうようにした3月以降のHbA1Cが大きく減少したことが分かりました。

また、このグラフから毎日の必要消費カロリーが分かるかと思います。
6月〜9月の消費カロリー平均920で、HbA1Cが6.8
9月〜12月の消費カロリー平均840で、HbA1Cが7.2

900以上を達成目標にして、ビールと食欲に踊らされすぎないように、少し気持ちを引き締めていけば、恐らく次の測定ではHbA1C7.0を切ることができるのではないか?(HbA1C7.0以上は、合併症の可能性が高くなる。)

スイミング 233カロリー 24分(9.7/分)
ランニング 338カロリー 32分(10.5/分)
筋トレ 209カロリー 38分(5.5/分)
トレッドミル 259カロリー 30分(8.6/分)
徒歩 148カロリー 50分(3.0/分)

上記は直近の記録で、運動に対する消費アクティブカロリーです。900カロリーをランニングのみで行おうとすると90分走らないといけないんですね ○_○

なんですが、出勤時に徒歩、営業時に自転車、階段を上るなどの工夫で結構稼げます。ここ半年運動してきてのイメージでは、先の工夫+30分のランニングで大体900は越せるでしょう。

さて、あとはやるのみ( ̄^ ̄)ゞ

頑張るべb
皆さんも年越しの食べ過ぎと運動不足にお気をつけください。
来年もWBNをよろしくお願い致します^ ^

佐藤@HapJob

 

(記事提供:HAPJOB