バーやクラブの女性と一緒に歌を歌う、一緒にお酒を飲む、一緒に踊る。よく見かける(?)光景だが、この行為は中国では法律違反に当たることはご存知だろうか?営業利益目的の女性接待だった場合、娯楽場管理条例の違反にあたるのだ。営業利益目的じゃないよ、という理屈は言えるかもしれないが、その女性がお金を支払うのだろうか。いや逆にチップをもらう女性もいるはずだ。理屈は言えても、当局の解釈がそうでなければ違法となってしまうのがこの国だ。
でも、いくらなんでも、お酒を飲んで歌を歌っただけで客が捕まることはないだろう?って思っている人いますよね?実際どうなんでしょうか。当局に踏み込まれたら、接待(客とお酒を飲んだり、歌ったり、踊ったり)をしているところの現行犯はまずいので、女性たちは個室であれば部屋を離れ、最低でも客からは離れます。女性たちは当局かたいろいろと取り調べされ、何かしらの証拠が出て来たら拘留である。客も踏み込まれたら取り調べを受ける可能性がある。盛り上がって裸踊りでもしていたら大変だ。言い訳はしにくくなる。よって取り調べの如何によっては拘留されてしまうことも有り得るのだ。そして罰金を支払うことなる。もちろん買春行為が発覚された場合は、こんなことでは済まない。
最近、無錫はKTV絡みの揉め事が増え、中央から目をつけられているという。バー等で飲むこと自体は問題はないと思われるが、看板を暗くして鍵までかけてまでして営業している店の小姐に誘われて会いに行ったり、歌を歌ったりするリスクはかなり大きくはないだろうか。中国人の間では1年くらいは我慢した方がいい、という声も聞く。皆様も気をつけて。