●帰任の季節
3月の無錫。日本人駐在員にとっては帰任の季節。今年も多くの日本人が帰国される。この季節日本への片道エアチケットは結構高い。そしてそれ以上に高くつくのは、こちらで恋仲になったパートナーへの手切れ金だ。年々高くなっているようだ。
●手切れ金は支払う必要はあるのか?
恋仲になったパートナーに手切れ金を支払う必要はあるのだろうか?これは法的に決められているわけではないので支払う必要はない。それでも払う人がいる。そうしなければいけないかのように。悲しいかな、付き合い始めた時から手切れ金を貯金している人がいるとも聞く。というかそういう人多い。どうして支払うのだろうか?怖いのだろうか?支払っても、支払わなくても怖さは一緒だと思うのだが、どうなんだろうか。「あなた日本に帰るの?じゃあ手切れ金ちょうだいよね!」なんて言われたら、それは脅迫なんだけどね。「なんでだよ!」なんて言ったら、「それなら私の青春を返して!」なんて言い返されるのかな?そんな時は「じゃあ、俺の青春も返せ!」って言ってやりたいところだけど、ぐっと堪えて「いくら欲しい?」なんて聞いちゃうんだろうか。返答される金額は、だいたい想定の倍くらいの金額を言われる気がする。
●裁判をすると結構勝てちゃったりする
手切れ金を支払わず、もし訴えられたらどうなるのだろうか?2人が恋仲であることが実証されれば裁判で負けることはないようだ。そういう時のためにツーショット写真は帰任まではとっておこう。逆に脅迫罪で訴えることもできる。
●注意すべき点
手切れ金を払おうが払わまいが、簡単には別れることができないのが恋仲というもの。そうなると帰任するから別れるというわけにもなかなかいかない。しかも以前は帰国するとパートナーが日本まで追いかけてくることは難しかったが、今はビザが取りやすくなり、エアチケットも安くなり、気軽に日本へ行けるようになった。文春に狙われるような恋仲だったら注意が必要だ。パスポートの連絡先の記述は注意しておこう。相談乗ります。