設備の現地調達 (環境試験箱の編)

先週の25日~27日の三日間、2018年上海世博展覧館3号館で開催されました。
過去に勤めてた会社が、初めて出展したので、一度行って見ました。

その会場で、昔の同僚と環境試験装置の選び方について議論しました。今回は、その内容について皆様へ伝えたいと思います。個人的な意見なので、違いがあるかもしれませんが、ご参考になればと思います。

  1. メーカ選択で確認すべき内容
    1.  製造工場所在地
      顧客と距離の遠い製造工場の場合、定期監査、現地検収、アフター対応スピードなどに影響します。
    2.  技術ノウハウ
      中国メーカの技術の多くは、海外メーカから学習して身につけたものです。その学習先を確認して、安心できるかを判断します。
    3. パーツリスト
      パーツリストを通じて、ブランド部品の質の確認ができます。
    4.  納品実績
      納品実績通じて、納品済みの商品の顧客評価が知ることができます。
    5.  アフターサービス
      アフターサービスは現地調達で、とても大事なことです。
      過去、日本製と欧米製に比べ、中国製の耐久性が悪くトラブルが納品後に頻繁発生しました。そのとき、アフターサービスの品質とスピードが、顧客に大きいな影響をします。
    6. 会社方針&品質方針
      方針は紙に書いて壁貼るだけの会社もありますが、直接話すことで感じていくべきです。
  2. 型式選択必要な情報
    1.必要な設備容量(室内寸法)。
    2.試験サンプル情報(材質、寸法、重量等)、補助工具有無(材質、寸法、重量等)、負荷有無(放熱有無)
    3.試験必要温度或いは湿度の範囲、使用試験条件。
    4.温度上下速さ(度/分)、平均値ORプロファイルライン。
    5.その他試験サンプル特有情報

参考:優益速環境儀器無錫有限公司の製品マニュアル