無錫ドキュメンタリー8(日本料理食べ飲み放題)

日本料理の食べ飲み放題

 無錫の日本料理店は、ある視点から2つに分けることができる。食べ飲み放題のお店とそうでないお店だ。假日広場の日本料理店でもどちらかに分けることができる。そして食べ飲み放題は中国人がよく行く店となり、そうでない店は日本人がよく行く店となる。

中国人は食べ飲み放題のお店へ流れる

日本人は基本的に毎日日本料理を食べるので、毎晩食べ飲み放題に行って、お腹一杯まで食べることはしないので、食べ飲み放題のお店にはなかなか足を運ばない。だが中国人は毎晩中華料理が基本なので、たまに食べに行く日本料理では、やはり刺身、寿司、天ぷらなどなど、いろんなものを食べたくなる。なのでどうしても食べ飲み放題に足が向いてしまうのだろう。

食べ飲み放題は儲かるの?

日本料理は原価率が低い。例えば焼き鳥。日本料理店だと1本10元で売ることができるが、中華料理店では10元では売れない。餃子もだろう。日本料理店だと6個30元で売れるが、中華料理店だと20個15元がいいところだろう。もちろん原価が高いものもあるが、秋刀魚だって、ほっけだって、ここでは書けないほど原価は安い。だから食べ飲み放題でも十分やっていけるのだ。

ところが、、、、

ところが最近は日本料理店が増えてきて、食べ飲み放題を高く設定できなくなってきているようだ。客としては競争があってありがたいことだが、値上げがなかなかできなくなっている現状はかなり厳しくなってきていることもあるようだ。とは言え、中国人客をターゲットにしている店は結構繁盛しており、日本人客をターゲットにしている店は苦戦しているという現実は否めない。無錫の日本料理店、今年はどんな動きになるのか楽しみではある。