圧縮空気浄化機器

読者の皆様こんにちは

最近めっきり寒くなってきましたね。

私は寒がりなので既に暖房機器を活躍させています。

さて今回は前回のエアコンプレッサー繋がりで圧縮空気浄化機器について

ご存知に方も多いと思いますが初歩の初歩についてお話したいと思います。

例の如くご存知の方にはあまりに初歩的な内容ですのであしからず。

それでは圧縮空気浄化機器とは何か?から

【圧縮空気浄化機器とは】

エアーコンプレッサによって圧縮された空気に含まれている水分を取り除いて、乾燥空気を作るための機械です。空気中に水分(ドレン)が多量に含まれたままだとブローエアーに水滴が混ざる、電磁弁やシリンダーがさびるなどのトラブルが発生する恐れがあります。

大気圧の空気を圧縮すると空気に含まれる水分やゴミ等も圧縮されタンクの底は水溜まり状態になります。特に気温が高い夏場は圧縮空気を使用するつもりが結構な勢いで汚れた水が噴き出します。

そこで圧縮空気浄化機器の出番です。

水分除去にはエアドライヤーを使用します。

カテゴリーはフィルター式、冷凍式、吸着式の概ね3種類です。

【フィルター式】

厳密にはFRLキットと呼ばれる3点セットですがフィルターにより水分とゴミを空気と分離し排出します。排出方式は手動と自動が有ります。

因みに一番左側がフィルター(F)で真ん中がレギュレーター(R)右がルブリケーター(L)

略してFRLキット、エア3点セット等とも呼ばれます。

【冷凍式】

エアーを冷凍機を使用して10℃以下に冷却し、飽和水蒸気量の差によって水分を分離除去しエアーを乾燥させる方式です。

ジョッキに冷たいビールを入れると結露する原理ですね。

【吸着式】

エアー中の水分を乾燥剤(シリカゲルなど)に吸着させてエアーを乾燥させる方式です。

最近は性能の良いドライヤーが各社から発売されていますが一昔前はコストはかかるが吸着式が一番乾燥すると言われていました。

今回はさすがに身近で見かけることは無い物ですが遊園地のアトラクション(お化け屋敷とか)などは沢山使用されています。

意外と身近なところで使用されているのですね。